精密金型の品質向上VE事例
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精密金型の品質向上VE事例
狭ピッチ多列取りの分離切断(打ち抜き)タイプのプレス金型では、部品厚み(幅方向)が十分確保出来ないケースがあり、プレス金型ダイの強度不足を牽引してしまいます。しかし、単にダイの強度不足と言っても様々な不具合があり、部品破損、クラック、反りや変形で精度保証NG、メンテ費アップなどが挙げられ、これらによるラインでの生産性ダウンが想定されます。プレス金型ダイの強度不足の解決には、どこにどのくらいの応力が加わり部品が変形するのかを解析モデルにて解析を実施し、適正な金型形状・構造設計を行う必要があります。
狭ピッチ多列取りの分離切断(打ち抜き)タイプのプレス金型の場合、応力解析を用い、応力がかかった時の変形量や状態であっても部品厚み(幅方向)を十分に確保するように金型設計を行わなければなりません。応力解析によって、変形量を確認・比較し、その最適条件を設計に盛り込みます。プレス金型のダイの厚み(幅方向)を可能な限り増加し、部品間はスペーサにて空間を塞ぐことで部品の変形を抑止できます。部品の変形を最小限にする事で、プレス金型破損やクラックによるメンテ費アップ、生産性ダウンを未然に防ぐことができます。
応力解析をすることにより、部品形状の強度を数値化することができ、強度不足の個所を極限まで厚くすることで強度アップを図れます。また、構造的にもプレス金型の部品の間の空間を全体的に埋めることにより、金型部品の変形・たわみを抑えることができます。
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